最大7点差をひっくり返した。
この日の先発・岡田が大誤算。球審のストライクゾーンも狭かったが、ヤクルト打線がコースに逆らわないコンパクトなバッティングで序盤から岡田を攻略。5回表を終えて7点のリードを許す苦しい展開となった。
ソフトバンクからトレードで移籍してきた曽根のプロ初安打・初タイムリーや野間のマルチ安打の活躍などでじわじわと追い上げたが、それでも9回裏を迎えて3点差。
9回1アウトから野間が出塁(アウトのジャッジ後、リプレー検証でセーフに)。
ここでバティスタ。打撃コーチからの進言なのか、それともサインなのかは不明だが、追い込まれるまで手を出さず、フルカウントに。6球目の148kmの真っすぐを一振りで仕留めてセンター前ヒット。
ここを今夜のゲームのポイントに挙げたい。
今までのバティスタには見られなかった「つなぎ」の意識が見て取れた。
これまでのバティであれば、浅いカウントからのボール球を強引にスイングしていただろう。今夜の最終打席は違った。じっくりと球筋や軌道を観察しながら、ボール球を見極めた。2ボールからの真ん中のスライダー、3ボール1ストライクからの真ん中のストレートにも手を出さなかった。
そして、3ボール2ストライクとなってからも、コンパクトなスイングで「次につなぐんだ」という強い気持ちがこちらに伝わってきた。見事、渋くセンター前に落とした。
丸の同点3ランや鈴木のサヨナラHRに目が行きがちであるが、バティの成長がゲームの行方を変えたと言っても過言ではないだろう。
新井の存在も忘れてはならない。バティがゲームに出れない時は、積極的にベンチで話しかけ、また、試合前には自らトスもあげた。
今夜の大逆転勝利で優勝へのマジックは24となった。
問題はブルペン陣だ。どの投手も疲弊しており、成績も振るわない。フランスア以外のWHIPはひどいもので、1.4から1.5あたりである。
今夜も、抑えはしたが、ジャクソン、今村とピリッとしなかった。
フランスアひとりにおんぶにだっこの状態から脱さない限り、CSや日シリを勝ち抜くのは困難この上ない。
緒方監督も頭の痛いところだろうが、手持ちの駒で勝負するしかない。
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